VOIVOD----------
KATORZ
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ジェイソン・ニューステッドが2003年に加入し、 再始動したカナダのカルト・スラッシュメタルバンドVOIVODの再始動後2作目となる2006年の作品!! しかし残念な事に、このアルバム発売の1年前にギターのピギーこと、デニス・ダムールが帰らぬ人となる悲劇を迎えてしまった… ピギーは『XシャープとZフラットを開発した男』と称されるほどの独特のギターコードを使っており、 45歳と言う若さの死はとても残念な事だ… しかし、メンバーはその悲しみを乗り越え、 ピギーが生前残したプレイを元にアルバムを製作!! そして本作は『デビューアルバムに並ぶ出来!!』と賞された前作『VOIVOD』を上回る出来と言っても過言ではない!! サウンド自体はやはり独特のVOIVODサウンドで、 このドゥーム感と言うか、カルト的感覚は、好き嫌いは分かれるかもしれないが、 VOIVODアルバムでは間違い無く最高の出来と言えよう!! @は特に一発やられます!! ジェイソンファンとしては嬉しいジェイソンのハモリがこれでもかと聴ける所がこの曲のお勧め!! Bなども良いです!! C〜Eのドゥームな曲は好き嫌いを選ぶかもしれませんが、本当に面白いサウンド出してます!! そしてF…VOIVODとしては珍しい何となくアップテンポな曲調 そして先行で公開されたH!! これは良い!! そしてラストを飾るI 正直言うと、この手のサウンドは、ジェイソンさんが好きなサウンドで、 聴いていると、ジェイソンの色合いが強いなと思ったりしました!! パワーコードが好きですからねジェイソンは… そのおかげかもしれないが、 「WAR AND PAIN」や「RROOAARR」の時代の「世界で最も過激なサウンド」が帰ってきたのかもしれない… 古くからのVOIVODファンはこれがラストアルバムとなるであろう事は承知だと思うし、 残念だと思わざるおえない… 最後に本当に素晴らしいアルバムを残してくれた!! ピギーこと、デニス・ダムールの伝説はココに眠る!! |