Rhapsody -----poziさんレビュー

Power of the Dragonflame

いつもありがとうpoziさん!!
1.In Tenebris
2.Knightrider Of Doom
3.Power of the Dragonflame
4.The march of the Swordmaster
5.When Demons Awake
6.Agony is my Name
7.Lamento Eroico
8.Steelgods of the last Apocalypse
9.The Pride of the Tyrant
10.Gargoyles,Angels of Darkness
      T. Angel of Pietra Mistica
   U. Warlords'last Challenge
   V. ...and the legend ends...

イタリアのRとLと言えばRhapsodyとLabyrinthというほどヨーロッパで絶大な支持を得ているラプソディ。
そんな彼らのデビューから続いている氷の戦士とエメラルドソードにまつわる物語の完結編となる本作。
 
K-1なんかの入場曲を思わせる1。それに続く2もいかにも日本人が好みそうなスピードナンバー。
ところどころの歌詞に母国語(イタリア語)を交え新鮮味が増している。
続く本作品のタイトルチューンである3は、2をさらに凌ぐハイスピードナンバー。
ここまでの流れにガッツポーズをとらないメタル野郎はいないだろう。
 
そして、ラプソディ=「Emerald Sward」と思われがちだが自分はそうではないと思う。
だって9の方が全然カッコイイもん。
壮大なオーケストレーションを用いた手法を好むラプソディだが、この曲もその典型。
しかし、そこにパワーメタルを見事に融合させたまさにラプソディ節の完成形といっても過言ではないと思う。
サビまでの曲展開は完璧! サビに入る頃にはもう思わず鳥肌が立っていました。
 
ラストを飾る10は19分にも及ぶ超大作。
3部構成になっており、飽きのこないようにしっかり仕上げられている。
聞き終わった後の満足感は他の作品を圧倒しております。
 
これら以外にも空耳アワーでも紹介された7などは聞いてみる価値アリ。
シリーズとしては完結編になってしまう本作だが、映画のサントラにも勝るとも劣らない作品群には、彼らを知る入り口とするのに最適だ。
シンフォニック・メタル最高〜。
 
ついでにワールドカップイタリアがんばれ〜。前回のような失態は犯すなよ〜。もちろん日本もガムバレ!