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KARELIA-----poziさんレビュー

Usual Tragedy

サイトの影の立役者poziさんのレビュー!! いつもありがとう!!
01.Intro
02.Letter For An Angel
03.Torn Dress
04.Usual Tragedy
05.Deserter
06.Blind
07.Called Up
08.Daddy's Grave
09.My Guilty Absence
10.Slave Of Time

…シェイクスピアの戯曲でも、悲しいオペラでもない…
単なる"有りふれた悲劇"のひとつ。
 
そんなコンセプトの元に製作されたのがこの「Usual Tragedy」。
フランス産シンフォニック・メタルバンドの04年に発表された1stアルバム。
このアルバムを聞いて大抵の人がある疑問を頭に浮かべるだろう。
「このバンドにはヴォーカルが二人いるのか?」
おそろしく太い低音を操る人。そして裏返ることなく安定した高音を操る人。二つの
まったく異質の声が曲を盛り上げているのだ。コレによって一曲一曲がメリハリある物に
仕上げられ、非常に心地いい。しかし、ヴォーカルはマティユー・クレイベルなる人物一人。
(プラスバックコーラス)
 
思わずジャケ買いしてしまった作品だがこれはいい買い物をしたと喜ぶベキアルバム
だ。クラシックの要素をふんだんに盛り込み、壮大なスケールで曲が展開する。オス
スメは2、3、4、5、6、8あたりだろうか。
 
そして、コンセプトがまた素晴らしいと思う。
2度の戦争を体験した男性を様々な角度から描いた10の曲。
1度目は少年の頃。目の前で父親を奪われた戦争。
2度目の戦争では彼女を残し、自ら戦場に身を投じていた。
戦争という非日常の出来事だが、人間としてコレほど身近なテーマはあまりないだろう。
確かに有りふれた悲劇というテーマがしっくりくるように感じる。